こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
新しいカメラを買ったばかりのあなた「ただ写真を撮るだけになっていて、どうやったら感動する写真が撮れるか分からない」とか「あの人の写真はなぜか感動するのに、自分の写真には何が足りないか分からない」とか私の所にもたくさんの相談が飛んできます。
このようなお悩みを解決すべく、10手法のうちの6番目「足し算の法則」に関する記事を書くことにしました。
本記事の内容
- 写真を上達させるための10個の手法を知ることができる
- 具体的に「足し算の法則」を理解し、どのように写真に”時”や”ストーリー”を付与するか
私、いくまもんはカメラを本格的に始めてから2年でカメラメーカーのNikonが主催しているニッコールフォトコンテストでニッコール大賞、5年でNature’s Best Asiaという世界のプロが競うフォトコンテストで優秀賞を獲ることができました。だからどんなプロよりも初心者に近く、誰にでも通用する考え方やコツを知っているのです。
1.感動する写真を撮るための10手法とは
私が考える感動する写真に共通する10手法をまとめました。
これを全てこのBlogでは解説していきます。
今回はこの6番目の
足し算の法則により、+αの感動・ストーリー性を付与する
を説明していきたいと思います。
2.普通の写真は、なぜ”普通”なのか
まずはここから考えていくアプローチが良いと思います。
1つ写真を参考にみていきましょう。
弘前公園で撮影した夕日に照らされる満開の桜です。
とても美しい桜でした。
この日1日かけて歩き回り撮影しましたが、人生で1番感動した桜であることは間違いないです。
人は桜の見るor撮るためにこの場所に集まります。
つまりほぼみんなが桜を撮るんです。
そうです、たくさんの人が撮る写真、それが理由でありきたりな写真になるのです。
もはやカメラの性能は格段に向上し、もはや“きれいな”写真は当たり前の世界になっていて、このままだと他者との差別化は難しい、誰でも撮れる写真はSNSでは求められていない時代なんです。
だから桜を撮るのではなく、桜のシーンに生まれるドラマを撮りに行く方が価値が生まれるのです。
3.+αを考える
たとえば先ほどの夕日の桜、このように撮影してみてはいかがでしょうか?
これだと鴨の親子(カップル?)が夕日に仲睦まじく夕暮れを過ごす写真になります。
鴨もこの夕日と桜に感動して佇んでいるんでしょうね。
あれ、いつの間にか写真の主題が「桜」から「鴨の親子」に移動していませんか?
そして、夕暮れの”時”の中に”ストーリー”が追加されていませんか?
ある写真に+αの要素を入れて”時”や”ストーリー”を表現する、これを「足し算の法則」の法則と呼んでいます。
いっぱい作例を見ていきましょう。
4.他にも作例を見て、+αをイメージしましょう
①観光スポットは試しに”人”を入れてみましょう。
例えばただ単純に遺跡を撮るよりも、こんな感じで人を入れてみます。
登山の恰好が”まるでここまで来る道のりが大変だったこと”を説明してくれます。
②生き物にも思い切って”人”を入れてみましょう。
このロジックはネイチャーでも当てはまると思います。
もちろん人によっては「絶対人は入れちゃダメ!」っていう方もいらっしゃいますが、逆に入れてしまう。
そうすることにより「雄大に泳ぐマンタ」から「写真家ダイバーとマンタの闘い」のようなストーリーが生まれます。
③風景には生き物を入れてみましょう
モンサンミッシェルにカモメも入れるだけで、写真自体にポップさを注入できます。
写真の雰囲気を変更するのにとても有効です。
5.ただし+αを入れすぎは要注意
何でもかんでも入れすぎには注意です。
主題が分かりにくくなり、何を撮りたいか分からなくなってしまうからです。
6.感動する写真を撮ったら必ず何か形に残す
大事なことは「必ずOutputを残す」ことです。
この記事でOutputの大切さを説明していますので、まだ見ていない方はこちら絶対読んでください。
【初級】写真を上達させるために1番知っておくべき大切なこと【考え方・コツ】
Outputで一番簡単なのは印刷してしまうこと!!
今時はネットでも格安でプリントできるのですごくおすすめです。
値段見たら本当にビックリしますよ↓↓↓↓↓
自分だけの”+α”を見つけて、自分の写真を“感動する写真”にしてしまいましょう!!
次回は「引き算の法則」をお伝えしたいと思います!!
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