こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
三陸の空に10000発の花火が舞い上がりました!!
残念なことに今年は新型コロナウィルスの影響で全国の花⽕⼤会の⼤部分が中⽌せざるを得なくなり、風物詩としての花火を見る機会はほとんどなかったと思います。
そんな中、出番を無くした花⽕師たちの思いを1つでも多く空に打ち上げたいという声から、民間団体・個人で今回の「三陸花火大会」を開催したそうです。
自分も始めから知っていたわけではなく、実は鮭の遡上撮影の時に教えてもらったんです。
今まで遊びに行ったことがない東北エリアにたまたま遊びに行き、偶然にも同日に開催されるという奇跡のような偶然でした。
来年以降も「競技大会」として継続実施されるとのことなので、来年行く人に向けて有益な情報を残せればと思います。
本記事の内容
- 「三陸花火大会」とは?
- 「花火を撮る」基本を押さえる
- どこで撮るのがベストポジションか考えよう
私、いくまもんはカメラを本格的に始めてから2年でカメラメーカーのNikonが主催しているニッコールフォトコンテストでニッコール大賞、5年でNature’s Best Asiaという世界のプロが競うフォトコンテストで優秀賞を獲ることができました。だからどんなプロよりも初心者に近く、誰にでも通用する考え方やコツを知っているのです。今後も旅写真に関連する情報・Tipsを皆さんにブログを通して発信していければと考えています。
・「三陸花火大会」とは
三陸地域の団体・個⼈が中⼼となって発⾜した「三陸花火競技大会実行委員会」を発足し、2021年から「三陸花⽕競技⼤会」の毎年開催を⽬指し、そのプレイベントとして今回の「三陸花火大会」を開催したそうです。
新しい⽣活様式の時代に対応した「オフラインとオンラインが融合した花⽕⼤会」で、遠⽅から会場に⾜を運ばなくても楽しめるよう、マルチアングルLIVE配信を実施されていました。
会場内ステージでは花⽕の打ち上げ前にアーティストによるパフォーマンスを開催。また、三陸の旬の食材を使用した限定メニューを提供する飲⾷ブースや、車内で花⽕を鑑賞できるDRIVE in HANABI Theaterなど、来場者が花火を存分に楽しめるコンテンツとなっています。
開催概要は以下の通りでした。備忘録のため書いておきます。
開催日/
2020年10月31日(土)
打ち上げ時間:19:00〜20:00
打上げ本数
約10000本
会場・打上場所
⾼⽥松原運動公園
有料チケットブースが設置されており以下のような料金で見ることができます。
- コンサートつきアリーナ席:6,000円
- DRIVE in HANABI Theater:30,000円
- 特別BOX 席 (マス指定):10,000円
- エリア指定席 A:3,000円(クラウドファンディング支援)
- エリア指定席 B:2,000円
- 駐車券:2,000円
もちろんエリア外でも見ることができるため、その辺で見れば無料となっています。
近隣スーパーにも駐車場は開始2時間前でほぼいっぱいになっていました。
問題は、この花火大会が今年からの開催だということ。
つまり初めての試みであるため
どこで撮影すべきか、、、などの「情報が全く無い」という状態でした。
Go Toをしっかり活用しましょう!!
Go Toをしっかり活用しましょう!!
ホテルを自分で選びたい人はBooking.comの活用
↓岩手のホテルすぐ検索できます↓
JTBや楽天などの旅行会社を利用するのもおすすめです!!
・花火を撮るときの基本中の基本
まずは基本的なことですが、以下のことはしっかり準備が必要です。
-
- 三脚使用はMUST!!
- レンズは広角・標準・望遠全ての領域をカバーするように用意する
三脚使用はMUST!!
花火も基本的な夜景写真の撮影方法と変わりません。
絶対に旅行に三脚を持っていくようにしましょう。
旅行では大きなカメラを持ってる方でも三脚を持っていない方が結構いました。
三脚の基本的な知識、使い方はこちらの記事を参考にしてください。
レンズは広角・標準・望遠全ての領域をカバーするように用意する
花火の撮りたい絵にもよりますが、
花火から近いエリアでの撮影=広角or標準
花火から遠いエリアでの撮影=望遠
という感じで場所でレンズ装備を決めていきましょう。
最終撮影地点は当日現場で決めることも多いので、広角域・標準域・望遠域、全ての領域をカバーするようにしましょう。
レンズの知識を知りたい方はこちらの記事をお読みください。
3回分の記事で一通りの知識が付くようになってます。
・撮影場所を決める:当日どのように判断したか
事前に花火大会があったことを知っていたわけでなく、本当に当日に「鮭の遡上撮影」をしていたときに教えてもらったんです。
調べてみるとこんなにも大規模な花火大会・・・これは撮影をしないわけにはいかない、、、と思っていました。
打ち上げ会場周辺
開始3時間前ぐらいに現場に行ってみたのですが、どこの駐車場も大混雑。道も大渋滞。
中心にあるアリーナのチケットも買えるはずもなく、正面の撮影を諦めました。
その瞬間に”高い所から望遠で花火を抜こう”という考えに至りました。
高い位置での望遠⇒いい展望台を探す
山を登る時間はない・・・。どこかクルマで行ける展望台はないか調べてみることにしました。
Googleマップでどこか展望台がないか調べてみると陸前高田周辺に展望台が4か所あることが分かりました。
展望台の見晴らしがイメージ付きませんが、撮影のイメージにどうしても三陸特有の海岸線を入れたいと思っていて、その海岸線がきれいに出るような場所を選びました。
・いざ撮影してみよう!!
着いてみるとクルマは多かったのですが、あまりカメラマンは様子でした。
先客は3人くらい。あまり知られてないことが分かります。
海岸線はイメージした通りの曲線、あとはどこに花火が上がるか次第、ドキドキしながら待つことに。
予想通り花火は良い所に上がってくれました!!
撮れた写真は以下の通り!!
・反省点
なかなかいい写真が撮れたと思う反面いくつか反省点もありました。
- 花火大会の事前情報収集不足すぎ
- 望遠レンズ側のクイックシューを忘れてブレがひどかった
- 花火自体の明るさ次第ですぐにシャッタースピードを変えるべきだった
- 途中から使ったハーフNDを最初から使うべきだった
うーん、やはり経験が浅く、なかなか花火は難しいですね。
また来年チャレンジしたいなと思います。
・最後に
以上、いかがだったでしょうか?
これから本格的に紅葉・冬の季節となりますが、今後いくまもんBlogでも写真の絶景スポットを、実用的なカメラのテクニックと併せて紹介していきたいと思います。このような情報は勉強会でも伝えていきますので、是非気になる方は参加してみてください。
11/22開催の第3回の申し込みはこちらのフォームからご記入ください!!
LINE@に登録していただくと、勉強会で使用している有料資料(Noteで販売中)を今だけ無料でプレゼントしています!!
写真に興味のある方は、勉強会参加問わず、お気軽に登録お願いします。
コメント