こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
学生の方や、転職を考えている方「世界で活躍するための条件は何か?」と考えてる方、いらっしゃらないでしょうか?
これからの時代、日本の人口減少も進む中、内需が小さくなり、日本で活躍する場は少なくなり、もっと海外で活躍できる人材となる必要があると思います。
そんな私、いくまもんも実はインドに3年間海外駐在していました。
そのような経験を持つ私でも、かなり共感できる部分が多く、これから世界で働きたい方、またこれまで世界で働いてきた方、たくさんの人に読んでほしいと思った本、
なぜ僕は「ケニアのバラ」を輸入したのか? 世界を旅してビジネスを創る生き方
本日はこちらを皆さんに全力で紹介したいと思います。
1. 【結論】グローバルなビジネスを成功させる方程式=人格×情報×人脈
始めに結論を述べたいと思います。
この本の著者である小林邦宏さんが述べているこの言葉が全てだと思います。
グローバルなビジネスを成功させる方程式
=人格×情報×人脈
ここではそれぞれ
- 人格:積極的+好奇心+芯の通ったビジネスパーソン
- 情報:真にリアルな情報は現場にしかない
- 人脈:すべては、つながっている
という定義になります。
全ての説明はこの簡単な方程式で説明できてしまいます。
彼はどのような人生を経てこのような考えてに辿り着いたのでしょうか?
2. 小林邦宏さんとは?
著者・小林邦宏さんは、東京大学理科一類を卒業後、日本5大商社に入る住友商事に入社しました。
住友商事で何年か経験を積んだあと、
「組織の単なる一員であり、単なる歯車でしかない」
と感覚を持っていた小林さんは、お父様が三菱商事の子会社から独立したタイミングと共にプラスチック業界の強みを生かしレジ袋の事業を主とする「株式会社グリーンパックス」を設立をすることになりました。
その後、度重なる苦労を経て、現在では「フリーランス商社マン」という肩書のもと、花、オイル、水産物などの卸売りをしながら、「世界の花屋」のブランドチーフとして度々NHKに取り上げられる方になりました。
彼が取り上げられるきっかけとなった「ケニアのバラ」のプロジェクトでは、東京ドーム200個分の敷地面積と同じくらいの広さのバラ栽培がある盛んに行われているケニアを見出し、そのケニアの農園を歩いて回り、交渉し、販路を開拓、バラを日本へ輸入させることを実現させました。
※タイトルの「ケニアのバラ」は、高品質、複色、多様な品種であることを発見したが、ケニアの輸出額の10%くらいしか日本は輸入されていないそうです。
生花物だけではなく、他にもチリのウニ、ブルガリアのアカニシ貝など水産物も多数輸入しているそうです。
今、小林さんはYoutubeチャンネルや多数の講演会などで、世界の情勢などを紹介しています。
3. 新時代, 世界で活躍するための4つの条件
小林さんが考える『新時代, 世界で活躍するための4つの条件』は以下の通りです。
- [1]既存の価値観を壊していく
- [2]オンリーワンのゼネラリストを目指す
- [3]守りに入らない
- [4]失敗を恐れない
[1]既存の価値観を壊していく
世界はとにかく多様であり、そのなかで更に人と違うことをやらなければ評価されません。
自分の常識がまったく通用しないような場所で時間を過ごす、そして自らの固定概念を定期的に壊し、更新していくことで、いつも新たな感覚でビジネスを手掛けることが大事だと述べています。
[2]オンリーワンのゼネラリストを目指す
「プロフェッショナル」には価値があるが、よほどの天賦の才がないと世界で「オンリーワン」の存在にはなれないと小林さんは言います。色々な業界でセミプロレベルの知識を手に入れる、それを積み重ねることで「オンリーワン」の存在になるべきだ、すなわち”オンリーワンのゼネラリスト”を目指すことが大事なのです。
[3]守りに入らない
成功体験や事業計画に縛られず、思いついたらやってみる。そうした積極的な攻めの姿勢でいると、時代に取り残されることなく、自らも変化し続けていきます。守る努力をするよりも、新しくビジネスをする努力をする方が同じ時間の中で、より成長できると結論づけています。
[4]失敗を恐れない
失敗は「1つの経験」、むしろ成長するチャンスと捉えて、そこから学び、更に成長すればよい。失敗を恐れず、果敢にチャレンジを続けることで、ビジネスをつくるための引き出しが増えて、人間的にも成長できるといいます。
4. 中小企業が生きる道=全てのビジネスマンが学ぶべき姿勢
中小企業でできるスタイルこそ、全てのビジネスマンが学ぶべき姿勢だと述べています。
本書は本当に大事なことがたくさん書いてあるので下のようにまとめてみました。
- 大企業にはできないニッチを攻める
- 他の人ができないことをすればオンリーワン
- 人がやっていないことこそ、ビジネスの神髄がある
- 世界中に散らばっている「なぜだろう」を拾っていき、その疑問を解決,
そうすることで新たなビジネスの種が生まれる - とにかく1歩を踏み出し、歩きながら軌道修正→自分のスタイルになる
5. 人格×情報×人脈
最初の結論で書いた、
グローバルなビジネスを成功させる方程式=人格×情報×人脈
のそれぞれについて詳しく説明したいと思います。
人格:
グローバルに通用する人格とは下のような人格です。
- ”まずやってみる”、積極的な姿勢
- 好奇心を持ち世界を旅しよう
- 芯の通った(誠実・謙虚・約束・公正)ビジネスパーソンであれ
- 情報発信力を磨く
情報:真にリアルな情報は現場にしかない
これは私も本当に心から思います。
あまりにも日本人が想像している海外と、現実にはかなりのギャップがありすぎるのです。
日本に住んでると、まるで日本が素晴らしい国で、No.1のような錯覚をしてしまう人も多いと思います。
いくまもんはアメリカに出張で3か月ほど住んだときに、
超大国アメリカとの格差をとても感じました。
マレーシアのクアラルンプールで夜の屋台でメシを食べていると、そこの眠らない街の活気に触れることができました。
フランスに半年間住んで、母国語が英語ない場所での仕事の大変さに気づきました。
インドに3年間住んで、汚いインド、美しいインド、便利なインド、不便なインド、様々な顔を見ることができました。
こうした生きた情報は必ず将来に役立つと信じているし、このような積み重ねが、場所を選ばず生きていくことができる強い人間の「核」となると私も感じています。
ちなみに小林さんは以下のようなことを書かれていました。
- アジアでは東京よりバンコクの方が都会
- アフリカの狙い目は「元イギリス植民地」
- ヨーロッパのマイナー国にチャンスあり?
- 安全性は国単位より訪れる地域や場所で判断する
人脈:すべては、つながっている
これはとても大事なことで、やはり人は1人では絶対に生きてはいけないのです。
だから人とのつながりこそが、人を強くしてくれます。
- 人から人へとつながる
- 顔を合わせて話すのがビジネスのスタート地点
- 互いの絆の元となるのが、”互いへのリスペクト”
6. 最後に
好奇心を持ち世界を旅しよう
小林さんの書いたこの本は、本当に今までの自分の在り方肯定してくれるとともに、「まだまだ努力が足りないぞ」と鼓舞してくれるような両側面を持ち合わせている本だと感じました。
私もこれからの時代、場所を選ばず、世界情勢を物ともせず、どこでも、強く生きていける人間になりたいと感じました。
この本、実は新書が売っておらず、私もAmazonの中古で購入しました。下にリンクを貼っておくのでチェックしてみてください。
本当に元気をもらえた本だったので、今後もこのような本をガンガン発掘して、皆さまに届けていきたいと思います。
⇒⇒なぜ僕は「ケニアのバラ」を輸入したのか? 世界を旅してビジネスを創る生き方
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