こんにちは、
サラリーマンPhotographer いくまもんです。
カメラを購入し、いざ旅行に行ってもパッとした写真が撮れないと悩んでいる方
「どのような事前準備が必要か分からない」とか
「いつも旅行に行く際にいくまもんがやってること教えて!」とか私の所にもたくさんの相談が飛んできます。
現在、まだ海外旅行に行くのは難しい世界情勢ではありますが、私も皆さんの海外行きたい欲を刺激するとともに、私の旅写真のTipsを皆さんと共有できればと思いこの記事を書きます。
本記事の内容
- 写真を上達させるための10個の手法を知ることができる
- 旅写真の心得とは何か知ることができる
- 旅写真の具体的な撮影方法を知ることができる
私、いくまもんはカメラを本格的に始めてから2年でカメラメーカーのNikonが主催しているニッコールフォトコンテストでニッコール大賞、5年でNature's Best Asiaという世界のプロが競うフォトコンテストで優秀賞を獲ることができました。だからどんなプロよりも初心者に近く、誰にでも通用する考え方やコツを知っているのです。
私自身もすでに訪問国は50ヵ国近くとなり、色々自分としての旅行ノウハウも溜まってきました。
写真に関連するところを皆さんにブログを通して説明していければ、と思います。
今日はそんな旅写真ノウハウをまずは大前提の心得から説明していきたいと思います。。
1. 感動する写真を撮るための10手法とは
私が考える感動する写真に共通する10手法をまとめました。
これを全てこのBlogでは解説していきます。
今回はこの8番目にあたる
訪れにくい場所、行きたがらない場所、めったに撮れない物を撮る
の部分に相当する部分を解説していきます。
2. 旅写真の心得
旅写真を撮る上で私が大切にしている3つのテクニックを説明したいと思います。
心得①『モニュメントどーん』から卒業する
心得②とにかくシャッターを押す。キーポイントは色とりどりとモノクロ
心得③天候が悪いからといって諦めない
今日はこの中でも
心得①『モニュメントどーん』から卒業する
を重点的に解説したいと思います。
3. 心得①『モニュメントどーん』から卒業する
皆さん、観光地に行くと、下のような写真を撮って大変満足していませんか?
例えばエッフェル塔を撮りたい!と思ったとき、ついつい押してしまいそうな1枚はこちら。
[exapmle]
心当たりある人も多いと思いますが、かつての私もそんな一人でした・・・。
私はこのような写真を
『モニュメントどーん』写真
呼んでいます。
こんな少年マンガで背景に「どーん」という効果文字が現れそうな写真のことですね。
[ワンピースの絵]
みなさん今日以降、
このような写真からは意識的に卒業しましょう。
決して撮ってはいけないと言っているわけではありません。
あなたは「記念写真」を撮りたいのではないですよね?
わざわざこのブログを読んでいるということは「感動する写真」を撮りたいのではなかったですか?
人を感動させる写真を撮りたいと思っているのであれば避けるべきなのです。
4. 『モニュメントどーん』から卒業する3つの方法
では具体的にこのような『モニュメントどーん』写真から卒業するための具体的なポイントを説明します。
ポイントはたったの3つです。
- [Point.1]人を主題にして、モニュメントは”さりげない”背景にする
- [Point.2]誰も撮らなそうなアングルで撮ってみる
- [Point.3]訪れにくい場所、行きたがらない場所、全然違う場所で撮ってみる
5. [Point.1]人を主題にして、モニュメントは”さりげない”背景にする
これが一番簡単でセンスがあるように見えます。
例えば同じエッフェル塔をこのようにしてみてはいかがでしょう?
[example]
なんとなく「モニュメントどーん」写真を卒業していると思いませんか?
ポイントは
- 主張の強すぎるモニュメントは一部だけ切り取る
- モニュメントではない主題になるような人や物を決める
- 3分割構図などの分割線に人や物を配置
ですね。
例ではカップルがベンチに座っていたのをみつけたので、それを3分割構図に当てはめてみました。
フランス映画のワンシーンのような演出ができていると思います。
ここでも前回説明した「構図」や「足し算の法則」の考え方が活きてきます。
是非まだお読みでない方は復習をお願いします。
<構図>
りんく
<感動する写真10手法 「足し算の法則」>
りんく
6. [Point.2]誰も撮らなそうなアングルで撮ってみる
この写真なんだかわかりますか??
正解はパリの凱旋門です。
パリの凱旋門って有名なのは正面ビューじゃないですか?
パリの凱旋門を下からとるとこのような写真になります。
このように一見普通はこのビューで撮るよな、って観光名所も全然違ったアングルから撮ると不思議な絵になります。
7. [Point.3]訪れにくい場所、行きたがらない場所、全然違う場所で撮ってみる
モニュメント全体像が撮りたい場合は撮る場所を変えてみましょう。
例えば同じくエッフェル塔を撮ったこの写真。
これどこから撮ったと思います?
実は4kmも離れた「ポンピドゥー・センター(国立近代美術館)」という場所の4Fから撮っています。
なんでここから撮ったかというと、
夕日の沈むエッフェル塔を撮りたくて、夕日の沈む方角(西方向)と逆方向(東方向)を探したら、ここが一番ベストだと感じたからです。
この辺りには事前調査や現場での行動判断などが不可欠なので、また別途記事を書いて詳しく紹介したい思います。
8. 最後に
以上、いかがだったでしょうか?
この辺りのコツを理解するだけで、あなたのFacebookやInstagramにUpする写真のクオリティは格段に向上すると思います。
このような実用的なカメラのテクニック情報は勉強会でも伝えていきますので、是非気になる方は参加してみてください。
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