こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
遂に発表されました!!
つい嬉しくて記事を書いてしまいました!!
この時がやっと来たか・・・と。
基本的に中級者~上級者の方へ向けて書いていますが、初心者の方も是非”いずれ至るステージ”のことを基本的な知識として知っておいてほしいです。
本記事の内容
- 大三元レンズとは何か?知ることができる
- 新製品(Zマウント)と旧製品(Fマウント)徹底比較
- 新製品のGoodポイント
私、いくまもんはカメラを本格的に始めてから2年でカメラメーカーのNikonが主催しているニッコールフォトコンテストでニッコール大賞、5年でNature’s Best Asiaという世界のプロが競うフォトコンテストで優秀賞を獲ることができました。このブログでは初級者~中級者~上級者までお役立ちの記事を書いていきたいと思います。
広角フェチである私もこのレンズを長年待ち望んできました。今回はこの旧製品である
Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED フルサイズ対応
と比較しながら書きたいと思います。
大三元レンズとは?
全てのカメラマンの憧れ
「大三元レンズ」とは広角・標準・望遠のF2.8通しズームレンズ3本を組合せた通称のこと。ちなみに語源は麻雀の役「大三元」から来ています。ハク・ハツ・チュン!!のあれですね。
そもそも広角・標準・望遠って何が違うの?っていう方はこちらの記事を読んでから、この記事を読むとより一層深く知ることができます。
【初級/中級】購入前に必見!おすすめレンズの種類と特徴①【レンズ】
CANON、Nikonともに該当するレンズは決まっており、レンズ1本あたりの実勢価格はなんと20万円前後!!カメラ初心者にはそう簡単に手が出せない高額のハイスペックレンズなので、購入する際は自身の撮影経験に加え、懐事情も考慮しましょう。
もちろん値段に見合った抜群の性能!!
CANON、Nikonともにこの大三元レンズはカメラメーカーの技術の象徴とも言え、これらに技術の粋をぶち込んできます。
今回、この広角側である14-28㎜がなんと13年の時を経て刷新されると発表がありました。
私も買い替えをするレベルであるかどうかを吟味すべくデータをまとめてみました。
新製品(Zマウント)と旧製品(Fマウント)徹底比較
パッと見でわかる表を作ってみた
表にしてみるとわかりやすくないでしょうか?
ポイントは3つですね
- 希望小売価格の上昇 +4万円
- 超出目金レンズではなくなり、フィルター対応しやすくなった
- 重量が320gも軽くなった
希望小売価格の上昇 +4万円
販売価格を値上げしてきましたね。
現在の旧製品の最安値が22.45万円ということを考えると、販売直後は28万円前後になるかなと推測します。
この「プライスUp」に対して、どこまでの「バリュー(価値)」が付いているか、その価値が4万円以上の価値であれば全然高くなったとは言えません。
昨今Nikon自体の経営状況も良いとは言えないのですが、
価格に妥協せずイイ物をお客様へ提供したい
という意思表示を私は感じました。
価格だけで判断はできないでしょう。そもそもこの価格帯の購入層は値段よりも質を重視するカスタマーばかりなので、間違った判断ではないと思います。
新製品のGOODポイント
超出目金レンズではなくなり、フィルター対応しやすくなった
中級者~上級者必須のフィルター。
旧製品の最大のネックが「レンズ部分が出っ張っており、通常のフィルターが付けられない」というデメリットがあります。なので上級者はNiSiのようなサードパーティーアクセサリーメーカーで専用のアダプターを買い、大判の角形フィルターを購入する必要がありました。
(このアダプター+角形フィルターのコンビで5万円クラスの出費になります。)
それが今回レンズ販売時点から純正のレンズ前面にねじ込み式フィルターを装着できるようにした別売レンズフード「HB-97」を用意するとのことです。
112mm径に対応し、ニコンも新たに112mm径の「ニュートラルカラーNC 112mm」(税別5万円)、「円偏光フィルターII 112mm」(税別7万8,900円)を用意する、と同様の発表がありました。
純正112㎜フィルター高い!!!
私も112㎜は持っていないのですが、調べるとケンコーさんからも出ているので、この辺りで十分でしょう。
Kenko 112mm レンズフィルター MC プロテクター プロフェッショナル NEOレンズ保護用 日本製 021279
Tokina NDフィルター PRO IRND 0.9 112mm ND8相当 光量調節・紫外線吸収用 PNDR-09112
重量が320gも軽くなった
これが最大の売りなのでしょう。
最近でるミラーレス一眼用のレンズは全て軽量化されている、というのがトレンドです。
約1/3も軽くなるというのは持ってみるとだいぶ違う印象を受けると思います。
とはいえ、いくまもんはZマウントではないので、専用変換アダプタ(110g前後)が必要になり、メリット少し低減してしまいます。
操作性を第一に考えたメカ設計
もう1つのバリューポイントと思われるのが操作性の向上。
この手前に1つ操作リングを持ってくるのは最近のトレンドなのでしょう。
(最近でSigmaレンズもここでF値を変更できる。)
[絞り値][露出補正][ISO感度]などを割り当てられるコントロールリングは、ピントや明るさを滑らかな操作感で設定できるだけでなく、カメラの操作音対策にも有効。撮影操作がスムーズかつ静粛に行えます。
確かに私のISOボタンは右手の上部にあり、1プッシュor押しっぱなしで、手前のダイアルを操作する、など1テンポ遅くなってしまう仕組みになっていました。
それが簡単に手の位置をスライドするだけで済むというのはとても操作しやすいのかもしれませんね。
Fnボタン割り当てもレンズ円筒部でできるので、使いにくかった本体のFnボタンもより操作性が向上するでしょう。
早く触りたい!!予約開始は9月18日から!!
早く小売店の店頭で触ってみたいなぁと思います。
とはいえ私はZマウントではないし、今私のレンズ現役・最強広角レンズのSigma14mmがいるので、こちらとの比較もしっかりしたいと思いました。
大三元を買いたい人、もっと写真が上手くなりたい人は是非こちらの記事をお読みください!!写真をやるうえで大切な考え方をまとめました↓
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