こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
新しいカメラを買ったばかりのあなた「やっとカメラに慣れてきて、新しいレンズを買いたいけどどれを買ったらいいか分からない」とか「賞を獲っている人やプロのカメラマンが使うレンズを知りたい」とか私の所にもたくさんの相談が飛んできます。
このようなお悩みを解決すべく、初級者~中級者までに向けたこの記事を書くことにしました。
本記事の内容
- レンズの種類と特徴が理解できる
- おすすめのレンズを知ることができる
ブログ全3回でこれらを実施していくことにしました。
<第1回>
1.レンズの種類
2.標準(ズーム)レンズの特徴
3.広角ズームレンズの特徴
4.望遠ズームレンズの特徴
<第2回>
5.単焦点レンズの特徴
6.特殊レンズの特徴
<第3回>
7. いくまもんおすすめレンズ
と分けておりますので、是非全ての記事を読んで理解していきましょう。
私、いくまもんはカメラを本格的に始めてから2年でカメラメーカーのNikonが主催しているニッコールフォトコンテストでニッコール大賞、5年でNature’s Best Asiaという世界のプロが競うフォトコンテストで優秀賞を獲ることができました。だからどんなプロよりも初心者に近く、誰にでも通用する考え方やコツを知っているのです。
レンズの種類
まずレンズの種類と言って大きく何種類ぐらいあるかご存じでしょうか?
いったん下のような図に分類してみました。
まずは大きく分けて
- ズームレンズ
- 単焦点レンズ
これは要するに、「ズームリングで拡大できるか」「ズームリングがついておらず拡大できない」という違いです。この2種類をベースとして
- 広角
- 標準
- 望遠
- 特殊レンズ
と種類分けされていきます。
実際に「焦点距離○○㎜」と言われてもよく分からないと思うので実際に写真を見ながら比較していきましょう。
標準(ズーム)レンズの特徴
目で見たままのありのままの世界を撮る
この言葉に付きます。
焦点距離:24~70mmというのは見たままの世界に非常に近く一番使いやすいと言われている領域です。
主な使用シーンとしては、ポートレート、街中スナップ、特に場所を選ばず様々な場所で使用することができます。
長所と短所
- 長所 : オールマイティーに撮れる
被写体と適度な距離が確保できる - 短所 : 冗長なのっぺりした写真になりやすい
広角ズームレンズの特徴
ダイナミックな世界を撮る
焦点距離:8~24mm付近
私も初めて広角レンズを買ったときの感動を覚えています。
景色を撮ると、すごくダイナミックに表現でき、迫力のある写真が撮れるようになりました。
主な使用シーンとしては風景、建物、星空、人混み、など見てる範囲を限りなく全部移しこみたい場合に強いです。旅行大好きな方や、大きな建造物が好きな方は迷わず広角レンズを購入すると良いと思います。
長所と短所
- 長所 : 圧倒的に広々とした画角
構図構成が組み易く印象的な絵になりやすい - 短所 :端がゆがむ、暗くなる
接写したいとき、かなり近づかないといけない
圧倒的に広々とした撮影領域で迫力を出すのはもちろん、撮影視野が広がる分、”選択できる構図の要素が増え、構図構成が比較的簡単になります。”
広角レンズを用いた撮影シーンは三脚を使用したりするでしょうし、じっくり風景を見ながら構図の選択をしてみると良いと思います。
短所としては端っこが歪んで暗くなってくるというものがあります。
どうしてもレンズに映り込みづらい領域なので、伸びるような印象になってしまうのです。
風景ならまだしも、特に顔などがレンズの端っこに映るとだいぶ印象が変わってきてしまいます。
(女のコだったら、殴られるレベルです笑)
あと撮影対象に対してとても近づかなければならず、ポートレートではそれを嫌がる方もいらっしゃいます。
GoProでお魚を撮影していても、見えてるよりもだいぶ小さくて何を撮っているかよくわからなくなっちゃうケースと似ています。
望遠ズームレンズの特徴
大迫力な、無駄を切り落とした世界を撮る
焦点距離:70~300mm付近(もしくはそれ以上の焦点距離を使っている人もいます。)
遠くからスパッと対象を捕まえる、望遠レンズの魅力はそんなカメラならではの世界を与えてくれるところにあります。
主な使用シーンとしては、スポーツ、動物、ポートレートなどで主に使います。
サッカーの試合とかにすごいバズーカー砲のようなレンズを持っている方を見たことある方も多いと思いますがあの辺が500㎜~1000㎜級のレンズを使っている人たちですね。(レンズ1本で軽自動車買えます。)
上級になってくればくるほど、望遠レンズで風景を撮るようになってきます。
広い景色の中で「本当に何を撮るべきなのか」、「何を切り取るべきか」という意識が芽生え始めるからです。
長所と短所
- 長所 : 近寄れない場所でも、より印象的な表情が取れる
圧縮効果により、周りの余計なものを省くことができる
被写界深度が足りずに、背景がボケやすい - 短所 :非常にぶれやすく、シャッタースピードを遅くできない
圧縮効果というのは以下の写真を見ると理解しやすいです。
ひたちなか公園のネモフィラを夕方に撮った例です。
まず1つ目が広角レンズ (焦点距離:24mm)で撮影
広々としていい写真なのですが、どうしても地面や茎の部分が見えてしまいネモフィラの青の絨毯感は損なわれてしまいます。
続いてが望遠レンズ (焦点距離:150mm)で撮影したものです。
先ほどの広角レンズの写真よりも花の密度が高まり、絨毯感がより増しているのがわかります。
これを「圧縮効果」と呼んでいます。
今日はここまでにします。
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