こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
11/22(日)、第3回いくまもん勉強会への参加ありがとうございました!!
早くも第3回ということでしたが、たくさんの方に参加いただき本当に嬉しかったです。
結果として申し込み自体はなんと20名もの方からいただきました!!
もちろん日本各地からの参加、一番遠いところはチリからの参加(時差12時間)もあり、本当に感謝ばかりです。
前回詳しいレポートは下のブログ内でレポートしました。
今日はオンライン勉強会内であがった質問や、皆さんにいただいたアンケートの感想などを公開していきたいと思います。
勉強会#3 質問集
Q.ハーフNDフィルター使うのフォトショでレタッチするのと違いはありますか?(Yoshimuraさん質問)
A.
授業中に出た質問。実はこれめちゃくちゃ素晴らしいレベルの高い質問でした。
この質問ができるということはきちんとフィルターのもつ役割に近いことが編集でできることを知っているからです。(編集をやったことがないとこの質問はできません。)
この質問に簡潔に述べると、
写真の明暗差による白飛びや黒つぶれをどこまで防ぐことができるかという写真品質のレベルに違いがあります。
フィルターありの写真となしの写真を比べてみましょう。
(右斜め上を暗くしています。)
ハーフNDなし
ハーフNDあり
違いが分かりにくいかもしれませんが、
右上の花火が少し白く飛んでいるのがわかりますでしょうか?
比較するとこんな感じです。
白飛ぶというのは”明るすぎてデータが欠損してしまう”という意味です。
白飛ぶと何が悪いか?
白飛ぶと花火が持つきれいな色が白く抜け落ちでしまうのです。
その白飛びを極限まで抑えながら花火以外の街並みの明るさを入れるため、今回は現場でハーフNDを入れる判断をしました!
クロップとトリミングは違いがあるのですか(Yoshimuraさん質問, 原文採用)
A.
勉強会の中で、ほとんど違いはない、と説明しましたが、実はきちんと理解しようとするとこの2つには違いがあります。
トリミング・・・撮影後の編集時に写真を切り抜くこと
いやいや、切り抜くこと自体一緒でしょ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、目的が違います。
クロップとは1ショットのデータ量を少なくしてカメラの連続撮影速度の引き上げることを目的としています。(昔のNikonのカメラに備わっている機能が元となっています。)
それに対して、撮影後、現像時に実施するトリミングは写真の構図を整えるのが目的なのです。
とはいえ、割と意味を一緒にして使う本を良く見かけますので、大きくは同義と捉えて問題ないと個人的には考えております。
ヒストグラムの見方を知りたい?(Yoshimuraさん質問、原文採用)
A.
質問ありがとうございます。
ヒストグラムの見方は前回勉強会(第2回)で実施しました。
以下のスライドにまとめております。
もう少し具体的に話すと
カラーヒストグラムと明暗度のヒストグラムに分かれており、良く使うのは明暗度を示すヒストグラムになります。
基本的な見方としては横軸が明暗、左に行くほど”暗い要素”、右に行くほど”明るい要素”、縦軸がそれぞれの要素のピクセル数になります。
これが左に偏っている写真ほど「暗い写真」となります。
問題はこの壁にぶつかって盛り上がっているいる状態、これが「黒つぶれ」してデータが欠損していることを表しています。
逆に右に偏っているほど「明るい写真」になります。
さっきとは逆にこの右の壁にぶつかって盛り上がっている状態、これが「白飛び」してデータが欠損していることを表しています。
勉強会#3 感想・ご意見集
アンケートのご協力ありがとうございました。
本当にありがたい感想&ご意見集を載せておきます。
全部しっかり読んでます。(名前はそれぞれ匿名にしておきます。原文そのまま貼り付けてます。)
アシスタントさんがいなかった分、自分でやりとりしたんだと思うんだど、もはや、ラジオのDJくらいの感じですごく聞いててなんの違和感もなかったです!!つぎは動画にチャレンジですね!!早く、あのころ俺はしょぼかった!!て企画で失敗写真載せてください!!ありがとうございます!!
A.
はい、ありがとうございます!!テクニカルアシスタントが今回はお休みだったのですが、何とかこなすことができました!!皆さんが質問などに反応してくれたおかげです。これからも温かくサポートしていただければと思います。
会費は払うので後日見れる方法ありますか?
A.
はい、実はこういう方毎回1,2人いらっしゃるんです。そういった方には後日動画をプレゼントすることによって対応させていただいております。もしご都合が合わない方はそういった対応もしているということなので、是非相談していただければと思います。
A. はい、すべてNOTEにアーカイブしており、500円で資料は購入可能です。とはいえ意外とNoteのアカウントとか面倒という方がいらっしゃるので、いつでも資料の購入は相談ください。
スマホで撮った写真を編集した方法も、ぜひ知りたいな…と思いました。
A.
コメントありがとうございます!!そうですね、ファインダーを覗いて完成形を探すことももちろん大切ですが、あとどんな要素が入れば、どんなイメージに近づけたいかと考えながら撮るとより写真がうまくなります。
それには大前提があって、
②現像で何ができるのか?
という2つの知識を知る必要があります。
①は勉強会で度々言っている通り
・ブレを無くす
・ピントを確実に合わす
これだけは確実に撮影で完了させなければいけない項目です。
②は、是非2/20のプレミアム回にご参加くださいませ!!スマホ写真の現像方法と一緒に紹介したいと思います!!
事前のロケハンとかやっていますか?
A.
現場でいつも同じ構図になってしまう問題は是非前回の構造化マトリックスの考え方をご参照ください
事前のロケハンはそんなにしてないことの方が多いです。
逆にロケハンしなくても情報を集められる時代になったと感じます。以前、宮城・鳴子温泉の記事を書いたのですが、いくまもんBlogもそういったアーカイブになれば嬉しいなと思います。(こんな記事がたくさん増えれば、カメラマンが事前にロケハン行く必要がなくなると思いませんか?)
A.
ありがとうございます!!いや、着実に上達されてますよ!! 毎度説明しておりますが、”継続”が大事です。是非このまま継続していきたくさんシャッターを押しましょう!!
ネット環境は、画像が大分遅れていて音声が合っていなかったのと、私の声もたぶん聞こえていなかったのかな?と思いました。
A.
ネット環境や相性でもしかしたらご迷惑をおかけしてしまうことがあるかもしれません。Zoomでのオンライン講習の1つの欠点だと思うので、遠慮なくトラブルがありましたら、メッセージを書き込んでください!聞き取れなかったり、飛んじゃった説明があれば、あとでもお答えするので、遠慮なく連絡ください。
カメラ熱が徐々に再沸されてきています!婚活との両立目指してタイムマネジメント術を身に着けるわー笑
A.
ありがとうございます!!皆さんのモチベアップが目的の一つなので嬉しい限りです。
婚活と日程被らないようにだけお願いします!!笑
次回の勉強会と今後の予定
以上、長くなりましたが、全ての感想や質問に答えてみました!!
次回(第4回目)の勉強会は以下の通りです。
2020年12月20日(日) 19:00 ~ 21:00
- シーン別 撮影方法(未定)
- いくまもんフォトコン#2
- 提出作品テーマ:『夜・キラキラ・ライトアップ・イルミネーション』
※内容は変更する可能性があります
申し込みはこちらのフォームからご記入ください。
またLightroom&Photoshopについて学べるプレミアム回の勉強会は以下の通りです。
2021年2月21日(日) 19:00 ~ 21:00
- [目的]写真レベルを“1段階”昇華させる
- [内容]いくまもんフォトコン#2
- LightroomとPhotoshopの併用による写真現像方法の習得
- 私自身が世界フォトコンや受賞してきたときの現像の考え方を伝える
- ここ半年で参加してきたプロカメラマンの講習会で得た知識を伝える
- 限定10名(3名以上で催行)
- [参加費]3000円
- [参加資格]本当に写真がうまくなりたい人
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