こんにちは、サラリーマンPhotographer いくまもんです。
新しいカメラを買ったばかりのあなた「カメラを買ったがなかなか写真がうまくならならい」とか「F値やシャッタースピードって何ですか?」とか私の所にもたくさんの相談が飛んできます。
このようなお悩みを解決すべく、カメラの基礎の基礎、シャッタースピードについて説明したいと思います。
本記事の内容
- 写真を上達させるための基本的かつシャッタースピード(SS)の知識を知ることができる
- F値の具体的な活用方法とテクニックを知ることができる
私、いくまもんはカメラを本格的に始めてから2年でカメラメーカーのNikonが主催しているニッコールフォトコンテストでニッコール大賞、5年でNature’s Best Asiaという世界のプロが競うフォトコンテストで優秀賞を獲ることができました。だからどんなプロよりも初心者に近く、誰にでも通用する考え方やコツを知っているのです。
1. 「写真とは何か」理解する
写真って何??
って聞かれてあなたはなんて答えますか⁇
まずこの問いを考えることからスタートする必要があります。
私は写真に対して、2つの定義をしています。
超重要!!
- [1]光をコントロールし、“点”や“線”を表現するツール
- [2]限られた四角/平面で、“時”or“ストーリー”を表現するツール
この『光をコントロールする』、というのが非常にポイントなんです。
なぜならカメラは光を画像センサー(撮像素子)に取り込むことによって”写真”というデータに変換しているので。
2.操作すべき3つのパラメーターとは
- F値(絞り)
- シャッタースピード
- ISO感度
今回はこの
シャッタースピード
に関して説明したいと思います。
※もしF値について知りたい場合は以下の記事をお読みください。
【初級】F値(絞り)を徹底解説!!カメラ初心者でもわかる露出コントール【テクニック】
3.シャッタースピードとは
光を取り込むために、シャッターを開ける速度&時間を操作する
シャッターとはカメラの画像センサーの前にあるフタのこと。
これがパカパカ開いたり閉じたりすることにより、取り込む光の量を調整しています。
このシャッターをあけておく時間のことをシャッタースピードと言います。
よく私は水道の蛇口で例えますが、シャッタースピードはこの水道のバルブを開ける時間を表しています。
この蛇口から出てくる水の量が光の量です。
シャッタースピードを速くするほど、蛇口から出てくる水の量は減る、つまり光の量は減り、写真は暗くなります。
シャッタースピードを遅くするほど、蛇口から出てくる水の量は増える、つまり光の量は増え、写真は明るくなります。
数字はシャッターを開けている時間を表しています。
1/250と表示されていたらこれは1/250秒=0.004秒のこと、それ対して1/125秒=0.008秒は時間が2倍、つまり明るさは2倍分と考えてください。
シャッタースピードを速くすればするほど、被写体は瞬間的に止まったように見え、
逆にシャッタースピードを遅くすればするほど、被写体が流れたような絵になります。逆にブレやすくなるとも言えます。
このようにシャッタースピードは写真の明るさや、被写体のブレやすさに大きく影響するため、写真のクオリティや表現方法に直結していきます。写真をうまくなるためには、シャッタースピードの理解が必須なのです。
4.シャッタースピードを速くする [使用シーン・テクニック]
私が普段撮影するとき、シャッタースピードを速くするシーンの例としては以下の2つです。
- スポーツ、動物など早く動く被写体
- 照度が高い
スポーツ、動物など早く動く被写体
速く動く被写体などはできる限りシャッタースピードを上げてあげましょう。
1/1000秒、1/320秒、1/250秒ぐらいがいいと思います。
照度が高い
F値の説明でもしましたが、明るいときはF値を高くするか、シャッタースピードを速くします。
明るくてもF値を低くしたい場合はシャッタースピードをより速くして調整してあげる必要があります。
テクニック①水しぶきをとめる
瞬間的な写真の活用例として、水しぶきを止めてあげるテクニックがあります。
肉眼では水が止まる瞬間を観測できないので、写真としては非常に面白い写真に仕上がります。
テクニック② 対象を追跡+流し撮り+連射
高速で動く被写体は高速シャッターで連射していく方法が良いと思います。
F1などは時速200km/h~300km/hものスピードで被写体が動きますが、シャッタースピードを上げていくことにより、割と簡単に撮影することができます。
5.シャッタースピードを遅くする [使用シーン・テクニック]
私が普段撮影するとき、シャッタースピードを遅くするシーンの例としては以下の3つです。
- 暗い場所・被写体
- 照度が低い(曇り,夕方)
暗い場所・被写体
暗い場所、例えば夜景や星空はシャッタースピードを遅くして時間を稼ぎましょう。
星空では10秒~25秒、夜景では5秒~60秒ほど開けてあげるといいでしょう。
もちろんこんなに長くシャッターを開ける場合は”三脚はマスト”です。
照度が低い(曇り,夕方)
夜だけでなく曇り・夕方でも、周囲の明るさによっても遅くする必要がでてきます。
風景写真の場合はF値から決めてあげて、狙った露出になるまでシャッタースピードを遅くしていきましょう。
テクニック①水面を止めて静寂感orリフレクトを生み出す
シャッタースピードを遅くすることにより、滝がサラサラなったり、水面が鏡のようになったりします。
このような現象を利用して、静寂感を演出したり、リフレクションと呼ばれる上下逆さまに被写体が水鏡に映りこませることができます。
テクニック②躍動感を増やす
あえてブレさせることにより、躍動感を演出できたりします。
1枚の写真に”時”の要素を入れ込んでいくことで、写真のクオリティを1つ向上させることができます。
最後に
いかがだったでしょうか?
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